手話フェスティバル 寸劇やクイズでデフリンピックの競技学ぶ
update 2025/3/4 07:43
函館聴覚障がい者協会(石井昌子会長)は2日、市総合福祉センターで手話フェスティバルを開いた。約150人の来場者が世界共通の「国際手話」を体験し、今年11月に日本で初めて開かれる聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」の知識や理解を深めた。
3月3日の「耳の日」に合わせた記念行事。22回目となる今年は、「東京2025デフリンピック」を控えていることから、「デフリンピックを知ろう」をテーマに開いた。
デフリンピック競技を題材に会員が寸劇を披露し、「サッカーのレフェリーが試合を中断する方法は?」など、クイズを出題。全問正解者には、チョコレートのメダルがプレゼントされた。
ボウリング競技の日本代表候補に選ばれ、デフリンピック出場を目指している函館市の会社員、桜庭まどかさん(36)は自らの聴覚障害やデフリンピックを目指すきっかけなどについて講話。「今はまだ代表選手に決まっていないが、もし選ばれたら、デフリンピックという最高の大舞台で活躍する姿を見ていただき、感動や勇気を届けることができれば」と手話で語った。
世界共通の「国際手話」の体験では、会員や手話通訳者が日本で使われている手話と対比させて紹介。「おはよう」「こんばんは」「ありがとう」など、あいさつを中心に参加者も手を動かして挑戦した。最後は、大会に向けて創作されたダンス「しゅわしゅわ☆デフリンピック」を参加者全員で楽しく踊った。
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