
1907年の函館大火にあっても燃えなかった鉄の防火扉と小さな窓を備えた蔵風の建物。しかし煉瓦づくりであり、この煉瓦は開拓使が明治5年に創設した茂辺地煉瓦石製作所の製品を使用しています。(煉瓦に製造所と製造年を示す小さな刻印があります)
煉瓦の積み方がフランス積みとなっているなど、意匠や技法が特徴的で、日本のレンガ造りの歴史を伝える貴重な建築物といえるとのことです。
旧開拓使函館支庁書籍庫 スポットデータ
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