日本一金物店のオリジナル牛刀がおもてなしセレクション受賞
update 2026/1/14 20:11
日本一金物店(函館市美原3、山本大樹社長)が製造販売するオリジナル包丁「日本一オリジナル牛刀 1934モデル」が、日本の優れた商品やサービスに贈られる「OMOTENASHI Selection(おもてなしセレクション)」の今年度第2期を受賞した。同社は「真面目にものづくりをやってきて良かった」と喜んでいる。
同賞は「日本のおもてなしを世界のOMOTENASHIへ」を合言葉に活動するOMOTENASHI NIPPON実行委が発表しており、2015年に創設。最高金賞、金賞、特別賞、受賞があり、今回は計168の商品・サービスを選定した。
同社は60年ほど前からオリジナルの刃物を製造販売しており、今回受賞したオリジナル牛刀は2004年に販売開始。山本社長(61)の祖父・利助氏が函館大火直後の復興時に根室から函館に移って事業を始めた1934(昭和9)年にちなんだ商品で、プロの料理人から一般家庭まで幅広く使いやすさを追求し、安定した切れ味とともに肉や野菜など多様な食材に対応できる汎用性の高さが特長となっている。
これまで自社製品を品評会などに出したことはなかったが、山本社長は「ネットでも販売しているのを見た実行委から出品を提案された。品質には自信があったので、腕試しのつもりで挑んだ」と明かす。オール日本製にこだわり、刃は鍛冶屋が作ったものを自社で研ぎ、柄の部分に耐水性のある木材を使用するなど、オーソドックスながらも性能に特化したことが選考委員から高い評価を得た。
山本社長は「他の受賞作はきらびやかな工芸品が多かった中、オーソドックスな商品が受け入れられたのが意外。刃物は食品と違って評価する機関があまりないので、品質が認められたのはうれしく、非常にありがたい」と話している。
刃渡り18センチで、1本1万890円(税込み)。店頭と同社サイト=二次元コード参照=で販売している。問い合わせは同社(0138・46・0888)へ。
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