はしご乗り披露で防災意識向上 函館市消防出初式

update 2026/1/7 07:45


 函館市消防本部(佐藤幹雄消防長)は6日、函館アリーナで「函館市消防出初式」を開いた。市内各署や消防団から計約400人のほか、市民約600人が参加。はしご乗りなどの演技で消防関係者の士気を高め、市民へ防火・防災意識の向上を呼び掛けた。

 式の始まりでは、事故現場、火災現場などでの活動記録や、強風で被害が拡大した函館大火を教訓とした「烈風下消防訓練」の様子、毎年開催する「函館市防災フェスタ」の写真などを上映した。

 大泉潤函館市長は式辞で「昨年は岩手県大船渡市で発生した大規模な林野火災や、12月8日に発生した青森県東方沖地震など全国的に自然災害が相次いだ。市での火災発生件数は若干減少したが、火災による市電の運休や商業施設が一時的に閉鎖されるなど市民生活に影響が生じる事案もあった」とし、地域防災に努めることを話した。

 消防団でつくる「函館消防団町火消し」は「はしご乗り等演技」を披露。高さ約6メートルのはしごに登り、はしごに掛けた足で身体を固定し仰向けになる「肝つぶし」など大技を成功させると、会場からは歓声と拍手が上がった。市消防音楽隊は3曲を演奏した。

 佐藤消防長は決意表明で「組織力と機動力を最大限発揮し、あらゆる災害から市民の生命と生活を守り、住む人、訪れる人の安全・安心の確保に全力を尽くす」と宣誓した。

提供 - 函館新聞社

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