空港に食の玄関口=uハコダテグルメポート」がオープン

update 2025/8/4 20:20


 道内7空港を運営する北海道エアポート(HAP、千歳市)は4日、函館空港国内線ターミナル3階の「HAKODATE GOURMET PORT(ハコダテグルメポート)」を関係者・近隣住民向けにプレオープンし、報道機関向けの内覧会を開いた。

 フードコート内は、函館が日本初の国際貿易港として開港した「港町」と、国際都市として発展した異国情緒あふれる「洋館」を掛け合わせ、レンガを基調としたデザインを取り入れたデザインで、座席数はリニューアル前のレストランと比べて約1・5倍の246席に拡大。離発着する航空機に加え、天気の良い日は下北半島を望める座席もある。

 フードコートは「函館らしい、函館ならではの、そして道南の魅力そのものを”地域の輝き”として集積し、全国・世界に発信する」をコンセプトに、函館・近郊から5店舗が出店。七飯町の人気ラーメン店「まつ笠」のほか、函館市内の鮮魚店が直営する「小西鮮魚店 気腹志食堂」、函館朝市近くの海鮮居酒屋「函館ダイニング雅家」、森町の農場直営店「ひこま豚KITCHEN」に加え、札幌市のフランス料理店がプロデュースするカレー店「meli melo軒」が出店し、各店の名物メニューなどを提供している。

 プレオープンには函館市のほか、近隣の町会、空港で働く各社の職員ら53人に加え、事前応募を経て選ばれた空港周辺の住民103組224人が、一足早くフードコートでの食事を楽しんだ。参加した市観光部観光推進課の田沢蓮さん(26)は「海鮮丼は量的にも満足でき、とてもおいしかった。ひこま豚もぜひ食べたい」と、満足した様子だった。

 5日には北海道エアポートの山崎雅生社長やアイドルグループ元TOKIOの松岡昌宏さん、函館市の大泉潤市長らを招いたセレモニーを実施し、オープンを祝う。

 同事業所の河内博文事業所長は「幅広い世代に満足いただけるラインナップとなっている。観光やビジネス、地元の方々の日常使いとしても親しまれる空間を目指し、より多くのお客さまにおいしく楽しい時間を提供したい」と話している。

 営業時間は午前10時から午後6時半まで。ラストオーダーは同6時。

提供 - 函館新聞社

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