化粧箱入り7玉に3年連続の7万円 ななみつき初競り

update 2018/11/21 07:19


 七飯町産ブランドリンゴ「ななみつき」の初競りが20日、函館市青果物地方卸売市場の東一函館青果であった。きり化粧箱入り7玉に、3年連続で過去最高値と同額の7万円の値が付き、早速市内百貨店などに並んだ。生産者の一人で町果樹組合ななみつき部会(15戸)の松浦生昇(たかのり)部会長(56)は、「今年もおいしいリンゴができた」と話す。

 今年の初競りには、きり化粧箱(7、8、9玉)3ケース、段ボール化粧箱(8、9、10玉)30ケースが並んだ。3年連続で競り落とした丸上青果の外崎勇次さん(39)は「今年も販売開始時期に関する問い合わせがあるなどとても人気で、昨年と同じ値段を付けさせてもらった。道南にもおいしいリンゴがあるということを多くの人に知ってもらいたい」と話していた。この日競り落とされたななみつきは、丸井今井函館店内の九州屋や道南ラルズのスーパーなどに並んだ。

 ななみつきは強い甘味とみずみずしい味わいが特徴。蜜の入りがよく、切ったときの見た目もよいことから、2012年の販売開始以来ファンを増やし続けている。

 JA新はこだて七飯基幹支店によると、今季は台風で傷がついてしまったものが多かったという。10月の気温が高かったことなどから、出荷が例年より遅れたものの、昨年並みの11トン程度の出荷量を見込んでいる。

提供 - 函館新聞社

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