未来大と北洋銀行が包括連携協定締結

update 2018/10/27 07:21


 公立はこだて未来大と北洋銀行は26日、地域経済の活性化を目的とした包括連携協定を締結した。未来大が持つ人工知能(AI)技術をはじめとする知的財産や研究シーズの事業化などに向けて連携強化を図る。

 両者はこれまで、昨年8月に北洋銀行が「北洋イノベーションファンド」を通じて未来大発のベンチャー企業「未来シェア」(函館市美原2)に1700万円を出資したほか、今年3月から産学官金の連携による「はこだて知能ロボット開発・導入連携支援計画」に共に参画するなど、地域振興に向けた連携を進めてきた。

 協定内容は、@新たな産学連携モデルの構築、未来大が有するAI技術をはじめとする知的財産・シーズの有効活用のための協力A北洋銀行の取引先企業からの技術相談に関する支援B大学発ベンチャー、新事業・新規事業分野に関する情報交換および支援C相互の人的支援、人材育成、学生のキャリアアップに関する協力―など。

 同日、ホテル函館ロイヤルで開かれた調印式で、未来大の片桐恭弘理事長は「企業と大学とのネットワークづくりに関しては特に期待しているところ。協定を機に連携を一層進めていきたい」と述べた。

 北洋銀行の柴田龍取締役副会長は、産業界でAIやIoT(モノのインターネット)の活用に向けた期待が高まっていることに触れ、「事業者の皆さまのニーズと未来大の研究シーズをマッチングさせる役割を担っていきたい」と力を込めた。

提供 - 函館新聞社

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