市電で菓子と眺めを堪能、来月スイーツ電車運行

update 2018/10/25 07:24


 函館、近郊の菓子団体などでつくる函館スイーツ推進協議会(若杉充宏会長)は11月11、23の各日、函館市電を貸し切り、「函館スイーツ電車」を初運行する。道南の菓子を味わいながら、車窓からゆっくりと市内の景色を満喫してもらう。JTB北海道事業部と連携して全国にPRするほか、写真共有アプリ「インスタグラム」を活用したキャンペーンも展開する。

 地元和洋菓子をブランド化し、販路拡大などを図る目的。観光客の受け入れ態勢強化を支援する道観光振興機構の補助金を活用する。同協議会によると、かつて別団体が同様の企画を展開したことがあり、大変好評だったという。

 両日とも2便運行し、「アミューズメントトラム501号車」を使用。限定のオリジナルスイーツ3個とドリンク付きで、車内ではスイーツにまつわる話を聞きながら、10種類以上の焼き菓子が自由に食べられる。

 11日はJR函館駅に集合。初便は午前11時、2便は午後3時に函館駅前を出発。湯の川で折り返し、再び同駅前に戻る。所要時間は2時間。23日ははこだて明治館に集合後、ハイカラ衣裳館でレンタルしたドレスなどをまとい、市電に乗車。十字街―湯の川間を往復する。初便が午前10時、2便が午後2時で各3時間半の行程。

 代金は11日が各2000円、23日がハイカラ衣装代込みで各6000円(各4歳未満無料)。いずれも定員25人。

 同1日から12月15日まで開催する「おいしいインスタキャンペーン」は、加盟店で購入した特製シールまたはケーキピック付きの菓子を撮影し、♯(ハッシュタグ)函館スイーツ」を付けて投稿する仕組み。抽選で4人に和洋菓子の詰め合わせなどが当たる。

 同協議会事務局でアキヤマの小林周平常務は「スイーツ電車は好評であれば継続し、地元菓子の魅力を大勢の人に知ってもらいたい」と話している。

 函館スイーツ電車の申し込みははJTBで取り扱う。キャンペーンの詳細は、「はこだてスイーツ」の公式サイトで確認できる。問い合わせは事務局(アキヤマ内、0138・77・7491)へ。

提供 - 函館新聞社

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