Dプリンセスの「函館愛」 復興応援の横断幕を市に寄贈へ

update 2018/9/24 07:10


 19日に函館港に入港したプリンセス・クルーズ社(米)の豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)で、船体に「北海道の復興を応援しています We are with you、Hokkaido」と記して掲げた横断幕が、函館市に寄贈されることに決まった。函館への寄港数が32回を数える同船が、函館愛≠示した計らいに市も感謝の意を示している。

 横断幕は幅約20メートル。余白には、同日の乗客と乗組員が「GOD BLESS HOKKAIDO(北海道に神のご加護を)」などとつづった応援メッセージがびっしりと書き込まれている。

 三菱重工長崎造船所によって2004年に建造された同船は14年以降、毎年函館に寄港を続けている。この日、ジェナロ・アルマ船長は「ダイヤモンド・プリンセスは日本で生まれ、北海道に育ててもらった船。困っている時に何もしないことはあり得ない」と話し、道民を励ますメッセージを書いた横断幕を左舷に掲げ、入港した。

 胆振東部地震が発生した6日も函館への入港を予定していたが、道内全域が停電となった影響で取りやめとなっていた。復興を後押ししようと、すぐに同社の日本オフィスから市に支援の申し出があったといい、市港湾空港振興課は「気にかけてもらい、大変ありがたかった」と振り返る。

 同船は25日に横浜を出港し、釧路、サハリン、小樽を経て10月1日に函館へ今シーズン最後の寄港を果たす。横断幕は函館入港後、市の関係者に贈られる予定。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです