ランドセル商戦“ラン活”例年に増して熱く

update 2018/8/9 07:19


 来年度に小学校入学を控える新入生向けのランドセル商戦が本格化している。人気商品は数量限定が多く、争奪戦を制そうと早くから“ラン活”に励む家庭が多い。函館市内の百貨店でも年々販売時期を早め、6月には2019年モデルをそろえて機運を盛り上げている。

 ランドセル商戦はここ数年、帰省時期に祖父母が孫に贈ることが多く、お盆前後がピーク。今年は人気モデルが例年より早く市場に出たことで、6月に買い求める人もあった。

 テーオーデパート(梁川町10)では、5万〜6万円の商品を主力に約20種を用意。女子はラインストーンなどが付いた「バービー」が人気で、色展開の豊富さもあり手に取る人が多い。男子はベーシックな黒や青色で機能性を重視する傾向という。同店営業統括部1階グループマネジャーの神田清さんは「留め具に軽く触れて開閉できるタイプが人気。長く使える安心感から国産が選ばれている」と話す。8月末までの購入で防犯ブザーと目覚まし時計が付く。

 棒二森屋(若松町17)では約100点を並べる。例年人気のオーダー商品は引き渡し期間の都合で7月末に受注を終了したが好調だったという。既製品は5万〜6万円台が売れ筋で、手入れの簡単さや軽さ、荷物がたくさん入るマチの広いもの、背負いやすいものが人気。同店は「見た目と使いやすさが選ぶ基準。人気商品は数に限りがあるのでお早めに」とする。1〜2割引きの早期割り引きもある。

 丸井今井函館店(本町32)は「メゾピアノ」「シャーリーテンプル」など人気子ども服ブランドの商品が充実。7万〜8万円台と高価格帯にもかかわらず、見た目の可愛らしさも手伝って購入する人が増えている。ハンドメイド「カザマ」製も品質の高さから選ばれている。同店は「6年使うものなのでじっくり選んでほしい。専門のアドバイザーもいるので気軽に相談を」と呼び掛ける。

提供 - 函館新聞社

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