GLAYライブまで1カ月 ホテル争奪戦は八戸まで飛び火

update 2018/7/28 07:08


 函館出身のロックバンド「GLAY」が、5年ぶりに緑の島で行うライブまで1カ月を切った。開催する8月25、26日は観光シーズンの土日でもあり、全国から集まる大勢のファンの予約などで市内のホテルや旅館は軒並み満室状態だ。宿泊施設の争奪戦は北海道新幹線でつながる青森、八戸両市にも飛び火し、青森県内のホテルも特需に沸いている。

 ライブは2日間で約5万人の観客を動員する予定。市によると、3月現在、市内には188の宿泊施設で8536の客室があり、2万847人が収容可能だという。

 函館市内で7カ所の宿泊施設を展開するホテルテトラは、ライブ前日は全館ほぼ予約が埋まっている。梁川町の店舗では、開催に関する報道があった3月に予約の電話が殺到し、すぐに全84室が満室になったという。店舗責任者の蒲生豊さんは「キャンセルが出てもすぐに埋まる状況で、開催日前後の予約も好調。GLAY効果は大きい」とホクホク顔。

 湯川町1のプリンスホテル渚亭(186室)も3月に満室になったという。担当者は「お盆を過ぎると週末でも多少の予約の空きはあるが、ライブの開催日前日に関しては非常に問い合わせが多い」と話す。

 大手町の函館国際ホテル(305室)は、現在改装工事中のため116室での稼働だが、全室予約で埋まっている。佐藤則幸総務部長は「ライブで訪れた方々がまた函館に来たいと思っていただけるようなおもてなしをしたい」と準備万端だ。

 一方、新函館北斗駅まで新幹線で約1時間の青森市内のホテルにも、予約の問い合わせが相次いだ。ただ、市内ではライブと同じ25、26日に全日本吹奏楽コンクール東北支部の大会があり、リッチモンドホテル青森(175室)は「24〜26日は満室。どのホテルも予約が殺到しているようだ」とする。

 ライブに合わせて、宿泊先を確保する動きは八戸市にも及ぶ。八戸ワシントンホテル(126室)は25日が既に満室。担当者は「同業者と会話する機会がある会合では、GLAYのライブの話で持ち切りだ」と話している。

提供 - 函館新聞社

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