函館マラソンに向け函大生が国際信号旗作り 市民応援団500人分

update 2018/5/18 07:20


 函館大の2年生12人が17日、7月1日開催の「2018函館マラソン」を盛り上げる国際信号旗(UW)を作った。ランナーの健闘と歓迎の意を込めて丁寧に作り上げた。

 同大は今年の大会で、市民ボランティア500人を募り「ともえ大橋」(大手町―万代町、全長1924メートル)で、UW旗を振ってランナーを励ます。旗は1人1本で、500本用意する計画だ。

 この日は、大橋美幸准教授が担当する商学実習IIの授業で、学生が旗作りに臨んだ。UとWを両面に印刷した紙を竹ひごにのりで張り付け、デコレーションボールに千枚通しで穴を開けてボンドを流し込んでくっつける作業をした。旗が次々に完成し、学生たちの表情は達成感であふれていた。

 同大ベイエリア・サテライト職員の澤田石久巳さん(69)は「国際信号旗は全世界で通用する。UとWは『安全なる航海を祈る』という意味だが、今回はランナーが最後まで走ってほしいと念ずるとともに、歓迎の意も表したい」と説明した。フルマラソンコースの37キロ地点のともえ大橋は、海風と上り坂で最大の難所とされる。

 樋渡奈瑠人さん(19)は「みんなでワイワイ言いながら作るのは楽しい。旗での応援がランナーの力になってほしい」と話していた。

提供 - 函館新聞社

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