思い出の学校見に来て 来年1月に凌雲中校舎見学会

update 2017/12/17 07:37


 函館市の小中学校統廃合に伴い来年3月に閉校する函館凌雲中学校(千代台町)で、来年1月4〜6日に校舎見学会が開かれる。統合校となる巴中学校は的場中の場所に建設中で、現校舎は学校としての使用を終えることから、同校や関係者は「最後に学校に入り、思い出を振り返ってほしい」と、卒業生らに来校を呼び掛けている。

 凌雲中の校舎は函館中央中学校として1957(昭和32)年に完成。82(同57)年に中央中が松川中と統合し、凌雲中となった。3線からなる2階建ての構造で、緑色の古めかしい外壁が特徴的な建物として知られる。

 見学会は同校の同窓会と閉校記念事業実行委が共同で企画。函館を離れた卒業生が帰省などの際に訪れやすいようにと、正月の3日間に設定した。内部は10月に実施した閉校式の飾りつけをそのまま残しておくとともに、来場者には閉校式に合わせて制作した記念誌が100冊程度残っていることから、先着順にプレゼントする。

 凌雲中の1期生で、今年3月までPTA会長を務めた海老名俊一さん(48)は「凌雲中は昔の姿がすべて残っている。昔の息づかいのあるうちに、一人でも多くの方に足を運んでほしい」と話す。見学会来場者に卒業式(3月15日)の案内文を配布する予定で、同校の浦田慎一校長(53)は「最後の卒業生をみんなで送り出してほしい」と呼び掛ける。

 見学会は午前10時〜午後3時(最終日は午後2時まで)。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです