冬スポーツシーズン到来 スキー、スケート場準備万端

update 2017/12/9 12:17


 道南にウインタースポーツシーズンが到来―。函館七飯スノーパークは9日、今季道南のスキー場で最初のオープンを迎える。11月下旬からの積雪で、十数年ぶりに初日からゴンドラが稼働。8コース中6コースが完成した。16日に営業を開始する函館市民スケート場も気温が低く、リンクづくりは順調で、完成は間近だ。

初日からゴンドラ稼働 七飯スノーパーク9日オープン

 函館七飯スノーパークは11月上旬から準備を開始。人工降雪機を24時間で稼働させているほか、スタッフも夜通しの作業が続いた。
 今月に入ってからの降雪で、積雪は約30センチになり、山頂も50〜60センチほどに増えた。昨年のオープン時の積雪は約20センチで、最大1キロの小沼コースのみだったが、今年は最大2キロのしらかばコースなど6コースが完成。オープン初日から十数年ぶりにゴンドラも稼働でき、まさに“恵みの雪”となった。
 同パークの岸泰彦副支配人は「久しぶりに初日からゴンドラを動かすことができ、反響が大きい。近郊スキー場で真っ先にオープンを迎えるので、楽しみにしているお客さんが多く、期待感がある。手ぶらのパックもあるので気軽に来てほしい」と呼び掛けている。
 営業は来年4月1日まで。時間は平日午前9時〜午後5時で、金、土、日曜、祝日と祝日前は同10時まで。さまざまなベントを用意している。1〜3月の第3日曜に「ちびっこ宝探し」、3月4日は同パーク主催のスキー大会、4月1日はファイナル抽選会を行う。問い合わせは同パーク(0138・67・3355)まで。

リンクづくり急ピッチ 市民スケート場は16日から

 函館市民スケート場は16日の営業開始に向けて、11月上旬から外周250メートルのスピードリンクと、フィギュアスケートやアイスホッケーなどで使うサブリンクの製氷作業を開始。気温が下がる夜間帯を中心にお湯をまいている。氷が割れないように表面を溶かしながら強度を上げて開場までに厚さ7センチを目指す。今年は例年より雪が多く雪かき作業に追われているが、7割ほどの作業が終わっており、順調に進んでいる。
 作業、管理している安倫の加藤寛治さんは「1年ぶりのスケートになるので、今年も存分に楽しんでもらいたい」と呼び掛ける。一緒に作業をしている嶋田十三一さんは「毎年、お客さんの笑顔を見るのが楽しみなので、全力で作業に取り組める」と話す。
 今季の営業は来年2月18日までで、平日正午〜午後7時、土日・祝日は午前10時〜午後7時。小・中学校の冬休み期間中は午前10時から午後7時まで営業している(31日、1月1日は定休日)。
 料金は小学生150円、中学生200円、高校生300円、一般600円。団体割引やファミリー共通券、回数券、シーズン券もある。ナイター(午後4時以降)は使用料が半額になる。また、300円で靴を借りることができる。問い合わせは同場(0138・54・5233)まで。

提供 - 函館新聞社

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