シナリオ大賞への思い語る イルミナシオン映画祭、過去の受賞者がシンポ

update 2017/12/3 08:06


 函館港イルミナシオン映画祭2017(実行委主催)は2日、市公民館(青柳町)でシナリオ大賞の過去の受賞者によるシンポジウムを開き、映画の持つ力や函館の街の魅力について語り合った。

 パネラーを務めたのは、1998年、99年準グランプリ受賞者の今井雅子さん(脚本家)、2011年グランプリ受賞者の山崎佐保子さん(同)、10年の審査員特別賞を受賞した澤田サンダーさん(映画監督)。同大賞の審査員を務める映画プロデューサーの河井信哉さんを司会に、映画祭や同大賞への思いを語った。

 それぞれ応募した動機や受賞時の思い出、作品の映画化に対する考えなどを意見交換。今井さんは「受賞者の多くがその後、映画界を活気づかせている。受賞作の映像化とともに受賞者の活躍が函館のシナリオ大賞の力」と述べた。

 来場者との質疑応答もあり、シナリオを書く際の手法について、今井さんは「モチーフとメッセージがかみ合うよう心掛けている」、山崎さんは「面白さを一行で説明できるよう意識している」、澤田さんは「この情報が世の中に出たらすごいという物をストーリーにまとめていく」と述べた。

 最終日の3日も函館山山頂クレモナホールなど3会場で映画を上映するほか、閉会式(午後8時すぎ、同ホール)では来場者の投票で決める「オーディエンス・アワード(観客賞)」を発表する。

提供 - 函館新聞社

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