政務活動費の公開度 函館市議会1位

update 2017/10/4 07:29


 全国市民オンブズマン連絡会議(本部・名古屋市)が都道府県、政令市、中核市の議会を対象に行った政務活動費の情報公開に関するアンケート調査で、函館市議会が1位となった。領収書の公開、会計帳簿の提出状況などをランキングし、函館市議会は全国で唯一満点となる100点を獲得した。

 調査は47都道府県、20政令市、48中核市の計115議会に対し、今年6月1日現在の状況について質問。政務活動費の領収書、会計帳簿、活動報告書、視察報告書、マニュアルの各分野で、インターネット上で公開しているかや原本の提出、さらに提出の義務付けなどを点数付けした。

 全国各地の議会で政務活動費の不適切な使い方が問題となる中、函館市議会は領収書もインターネットで開示するなど透明性が高く、今回の調査で満点を得た。調査結果は9月に和歌山県で開かれた全国大会に合わせて報告された。

 道内では北海道が32点で都道府県中28位、札幌市が44点で政令指定都市中5位、旭川市は27点で中核市中36位だった。

 函館市議会の政務活動費の使途を毎年調査している道南市民オンブズマンの築田敬子代表は「全国で一番透明度が高い点では非常にありがたいが、使われ方で納得のいかない部分がないわけではない。リースの使用が多い事務費に関しては、今後も注視していきたい」と話している。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです