アザマラ社、2019年に3回の函館寄港計画

update 2017/7/22 07:42


 函館市の工藤寿樹市長は10〜20日、米国とカナダを訪問した。米マイアミでは、クルーズ客船を運航する3社に対してトップセールスを展開。これまで函館への寄港実績がないアザマラ・クラブ・クルーズ社からは、2019年に3回の函館寄港の計画があることが伝えられた。

 トップセールスは17日に実施。市議会の金沢浩幸議長、函館商工会議所の久保俊幸会頭、函館国際観光コンベンション協会の渡邉兼一会長、函館港湾振興会の兵頭法史会長らが同行した。

 工藤市長は、若松地区のクルーズ船専用埠頭(ふとう)の暫定供用を視野に入れ、4万トン級の客船を持つアザマラ社、リージェント・セブンシーズ・クルーズ社、シルバーシー・クルーズ社の幹部とそれぞれ会談。函館の観光や寄港実績、新幹線や空港など交通利便性の高さなどをアピールした。

 16年12月に担当者が来函し、若松埠頭の視察や客船ボランティアを展開している遺愛女子高校を訪問したアザマラ社は、最高級のサービスを提供するラグジュアリー船「アザマラ・クエスト」(3万277トン)が、4月に2回、9月に1回の函館寄港予定があることを明らかにしたという。

 同行した市港湾空港振興課の担当職員は「函館に寄港実績のある船社からは、街並み、安全性、おもてなしなどで高い評価を得ていることが伝えられた。今後も函館の持つ魅力をアピールし、誘致を進めていきたい」と話している。

提供 - 函館新聞社

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