弾む歌声 七夕満喫 市内でろうそくもらい

update 2017/7/8 07:43


 7日の七夕に合わせ、函館市内では伝統行事の「ろうそくもらい」があった。街に繰り出した子どもたちは、元気よく「竹に短冊」の歌を歌い、菓子をもらって笑顔を浮かべた。

GO太くんがプレゼント 五稜郭タワー

 ○…五稜郭タワーでは、浴衣姿の女性スタッフと同タワーのキャラクターGO太くんが子どもたちを迎えた。菓子とGO太くんのシールを300セット用意。市民だけでなく、外国人観光客などにも手渡した。
 函館柏野小3年の小岩栄音(えいと)君(8)は「歌を歌うのは少し緊張した。お菓子は70個くらい集めたい」とにっこり。

商店街でスタンプラリー 本町

 ○…本町仲通り会(三品賢治会長)の商店街とシエスタハコダテは、14個のスタンプを集めるラリーを開催した。
 昨年に続き2回目。浴衣や甚平に身を包んだ子どもたちが大勢訪れ、商店街の従業員と交流しながら巡った。
 友達2人と回った女子児童(9)は「あっという間に袋いっぱいになってうれしい。来年も来たい」と話していた。

短冊に願い事 旧イギリス領事館

 〇…函館旧イギリス領事館(木村武文館長)では「七夕まつり」が行われ、函館元町遺愛幼稚園の園児26人が正面口前で歌を披露し、七夕を祝った。
 同館では毎年まつりを開催しているが、今回初めて園児を招いた。まつりでは、園児1人1人が「みんなが笑顔で暮らせますように」などと願い事を書いた短冊を笹に飾り付けた。
 歌の披露では「たなばたさま」を全員で熱唱。歌詞に合わせて手で振り付けも行い、元気いっぱいの歌声で来館者を楽しませた。 

啓発グッズも配布 函館西署

 ○…海岸町の函館西署(斉藤正仁署長)では、菓子とともに交通安全や防犯メッセージを組み込んだ啓発品を配布した。
 函館西防犯協会と同署少年補導員連絡協議会、函館西交通安全協会、西地区安全運転管理者協会のメンバーも駆け付けて子どもらを歓迎。年配者に振り込め詐欺の注意を呼び掛ける「こども警察手帳」も手渡した。この春函館に家族で引っ越してきた女の子(6)は「(函館の七夕は)初めてで、いっぱいお菓子をもらえてうれしい。子ども警察手帳で警察ごっこ遊びをしたい」とご機嫌だった。

提供 - 函館新聞社

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