16年度の観光動向調査 国内客の来函手段、新幹線が最多4割

update 2017/7/5 07:55


 函館市と函館国際観光コンベンション協会は、2016年度の観光動向調査の結果を公表した。国内客の来函手段は北海道新幹線が4割と最も多く、中でも東北在住者では8割を超えた。市観光部は「新幹線の利用が多い東北を中心に観光プロモーションや修学旅行誘致などに力を入れ、好調な入り込みを持続させていきたい」としている。

 市の観光に関する調査は30年以上続けているが、16年度から北海道新幹線や外国人観光客に関する項目を新たに追加。市内の主要な観光名所や交通拠点などで聞き取りを行い、国内客3025人、外国人客1016人から回答を得た。国内客の回答者の居住地は、道内が16・1%、東北が26・2%、北関東が10・2%、南関東が25・7%、中部・北陸が8・1%、近畿が7・2%、中国・四国が2・0%、九州・沖縄が2・1%。

 函館に訪れる際に使った交通手段は、北海道新幹線が39・3%、航空機が32・0%、自家用車・レンタカーが13・1%、JR特急が6・2%、フェリーが5・0%、バスが4・4%。居住別では、東北で82・5%、北関東で44・5%の人が北海道新幹線を利用していた。

 1人当たりの市内消費額は前年度比1・3倍の4万148円で、市は宿泊料金の高騰や新函館北斗駅と市内を往復する交通費などが上乗せされたとみている。

 また外国人客に関しては、市内宿泊率が97・9%で、1人当たりの市内消費額は4万1663円。函館を旅行先に選んだ理由については「夜景」が74・7%と最も高く、「グルメ」が48・6%、「温泉などでの保養」が36・8%、「歴史的建造物の見学」が26・9%と続いた(複数回答)。

提供 - 函館新聞社


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