松前神楽など奉納、函館護国神社例大祭

update 2017/5/12 08:06


 函館市青柳町9の函館護國神社(大橋東城宮司)の例大祭本祭が11日に行われた。道南の遺族会などから約300人が参列。社殿で民謡、舞踊などを奉納し、戦没者を慰霊した。

 同神社は1869(明治2)年5月11日、箱館戦争で新政府軍が総攻撃を行った末、勝利が決まった後に新政府軍兵士を祭る「招魂社」として創建。1939(昭和14)年に改称し、第二次世界大戦までに道南出身で戦没者となった計約1万3000柱が祭られている。

 祝詞奏上に続き、江差追分演奏、松前神楽函館連合保存会による松前神楽「二羽散米舞(にわさごまい)」など、函館楽所(がくそ)による舞楽「胡飲酒(こんじゅ)」のほか、花泉舞徳さんが日本舞踊の「九段の母」を奉納し、大きな拍手が送られた。

 参列者代表が玉串をささげ、最後に大橋宮司が「例大祭運営のほか、日ごろの境内清掃まで、ボランティアの力があってこそで感謝する。今後ともお力添えを」と話した。

提供 - 函館新聞社

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