大船遺跡
およそ5400年から4100年前、縄文時代中期を中心とした大規模な集落跡。2001年に国の史跡に指定されました。
海を見下ろす小高い丘の上に幾つもの竪穴式住居があった形跡がみられます。調査によると100件以上の住居跡が見つかったのだそうです。地中には更に多くの住居跡が存在するのでは、と推測されています。この遺跡の貝塚からはサケやタラ、マグロなどの海産物を始め、ウニ、カキ、クジラ、また、くり、くるみなどの植物も出土し、豊かな食生活こそが、集落を大きくしていた要因の1つなのではと推測されます。
2013年現在、栗の木を利用して当時の竪穴式住居を遺構の上に再現するなど、ユニークな形で整備されています。また、そばにある資料館では大船遺跡に関連する調査結果をまとめた展示や、体験観光が楽しめる東家があります。
大船遺跡 スポットデータ
住所 | 函館市大船町575番地1 |
営業時間ほか | 9:00~17:00 |
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