函館観光に一役　ＡＮＡナイトステイ機で写真撮影会

update 2025/11/11 19:53

　函館空港で夜間駐機する機体を写真撮影する「夜の飛行機撮影会」が７日、同空港で行われた。３０人が参加。普段は入ることができない駐機場で全日空（ＡＮＡ）のエアバスＡ３２０機を間近からカメラに収め、貴重な体験を楽しんだ。

　ＡＮＡが６月からナイトステイする羽田−函館便の機体を利用し、函館観光の閑散期対策として誘客、新しい魅力を発信しようと、ＡＮＡあきんど函館支店（細田真悟支店長）とＪＴＢ北海道事業部と連携して初企画。地元の航空ファンのほか、関西や中四国地方からも参加があった。

　参加者は誘導されて駐機エリアへ。午後７時５０分ごろ、同機が着陸した時から盛んにシャッターを切り始めた。機体が停止すると、機体の周りを１周。望遠や広角レンズを使用し、夜空の下で輝く白と２色の青の機体をさまざまな角度から捉えていた。

　気温は約２度、途中で雨はあったが、参加者は「初めて駐機場に入り、何もかも楽しかった」、「いろんな角度から撮影できた」、「夜空とのコントラストがきれい」、「エンジンが格好良かった」など満足した様子だった。

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