ネコの喜怒哀楽パチリ 高龍寺で専門写真家・沖さん写真展

update 2025/10/22 20:16


 ネコを専門に撮影する写真家、沖昌之さん(東京)の写真展「これネコ それネコ?ここはテラ!」が19日、函館市船見町の高龍寺で始まった。150センチ×105センチの大判プリントなど44枚はいずれもネコの目線で喜怒哀楽を捉え、各地で暮らすネコの生きざまを伝えている。11月16日まで。

 同寺の僧侶、守永辰良(しんりょう)さんが今年2〜3月に横浜市で開かれた大規模なネコ写真展に出展した際、都内で開かれていた沖さんの写真展「これネコ それネコ?」会場を尋ね、偶然に会えた沖さんに寺での開催を申し入れた。沖さんは快諾し、さらに寺での開催を示すタイトルの付け足しも承諾したという。

 沖さんは2015年に独立。17年に写真集「必死すぎるネコ」(辰巳出版)など、続々と発表した著書がネコが見せる一瞬の不思議な表情や必死の形相を巧みに捉え、人気を得ている。今展でもネコ同士が餌を取り合う激しさや求めているような愛らしいポーズ、くつろぐ穏やかさや、突然のことで驚く姿のほか、思わず「どうしてこうなるの?」と考えさせられる行動が並ぶ。

 守永さんは「撮りたいものがはっきり伝わる沖さんの世界を堪能してほしいと思って開いた。動きがある1枚1枚はもとより、会場全体がアートのように楽しめる」と来場を呼び掛ける。

 会場には守永さんの作品12点も展示している。入場無料。観賞は午前9時から午後4時まで。11月1〜3日は沖さんが在廊し、午前11時と午後2時の計6回、トークショーを予定する。

提供 - 函館新聞社

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