共生社会へ理解促進 辻沙絵さんら招きインクルージョン交流会 函館市、11月1日に

update 2025/10/21 19:58


 函館市は11月1日午後2時から、多様性を認め合う社会の実現を目指すことをテーマにした啓発イベント「はこだてインクルージョン交流会」を市青年センターで開く。インクルージョン未来推進機構の島信一朗代表や、元パラリンピック陸上アスリート日本代表の辻沙絵さん、大泉潤市長のトークショーをはじめ、辻さんが指導する走り方教室、ワークショップの3つのプログラムがあり、それぞれ参加者を募集している。

 イベントは、誰一人取り残さない、誰もが幸せを感じることができるまちづくりに取り組む市が、2023年度から始めた事業の一環。社会的孤立や排除から守り、障害の有無、年齢、性別、国籍などの違いを超え、多様性を力に変える理解促進を図るのが狙い。また、市民がインクルージョンという言葉を耳にする機会を増やし、徐々に理解してもらうのも目的。

 トークショーは午後2時〜同2時50分、体育館で実施。定員先着100人。地元出身で市インクルージョン未来アンバサダーでもある辻さんらが、自分らしく暮らせる社会づくりなどについての考え方を話す。上履きの持参が必要。

 走り方教室は、同3時10分〜同4時、体育館で辻さんが速く走るコツを直接教える。対象は小学1〜4年生で、先着50人。上履きの持参が必要。

 ワークショップは同3時〜同4時、2階会議室で実施。先着20人。一般財団法人北海道国際交流センター(HIF)の池田誠事務局長が講師を務め、多文化共生に焦点を当てる。

 それぞれの申し込みは市公式ホームページ=二次元コード参照=から。いずれも参加無料。トークショーと、走り方教室かワークショップのどちらか、2つの申し込みもできる。

 市市民・男女共同参画課は「インクルージョンとは何かというのを市民に広く知ってもらうためのイベントなので、少しでも興味のある人は参加してほしい」と呼び掛ける。

 問い合わせは同課(0138・21・3470)へ。

提供 - 函館新聞社

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