「雪ミク」「桜ミク」のひろはこ観光キャンペーン、次回から一新
update 2025/10/17 07:28
函館市は、青森県弘前市と両市への誘客や周遊を図り共同で展開する「ひろはこ観光キャンペーン」について、地域応援キャラクター「雪ミク」や「桜ミク」を使用するコラボレーションを今回(12月1日〜来年3月22日)で最後とすることを明らかにした。開始から約3年がたち、観光を取り巻く状況が変化したことでフィナーレとし、次回から一新する。
キャンペーンは、新型コロナウイルス禍で人の移動が奨励されない中、両市の観光需要を維持するための相互誘客や周遊観光を狙い、2022年冬から始まった。「ひろはこ」は函館と弘前のそれぞれ2文字が組み合わさっている。コロナ禍が明けたことで、人の流れも変わったことに加え、インバウンド増加の状況があることから、検討を重ねた結果、次回以降はこれまでのプロモーションから切り替えることを決めた。
弘前市と共同で取り組む誘客キャンペーンは、今後も継続する。来年春以降の企画は、相互送客の狙いを見直し、首都圏や仙台市などからの誘客、キャラクターを使わない事業に切り替える方針で検討を進める。
今回のキャンペーンの詳細は、10月末ごろに情報を発信するが、メインビジュアルなどは先立って公開している。北海道新幹線カラー3色のリボンを手にした雪ミクの両脇に箱館奉行所と旧弘前市立図書館が並ぶデザイン。具体的な企画については、コラボレーションポスターやフォトスポットパネルの設置、デジタルチェックインラリーなどを開催するほか、グッズの販売も予定する。
市観光推進課は「これから情報がどんどん解禁されていくので、それを楽しみに今から函館、弘前に行く計画を立ててほしい」としている。
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