「金メダルつかむ」桜庭さん、11月デフリンピックへ闘志

update 2025/9/18 20:52


 11月に東京などで開催される「第25回夏季デフリンピック競技大会」ボウリング競技の日本代表に選ばれた函館市の会社員、桜庭まどかさん(36)が18日、函館市の大泉潤市長を表敬訪問した。桜庭さんは「これまで頑張ってきたのは金メダルを取るため。絶対につかみ取りたい」と大舞台への意気込みを語った。

 桜庭さんは函館出身で、聴覚に障害がある。現在は大樹生命函館支社に勤務している。デフリンピックは聴覚に障害があるアスリートの国際大会。4年に1度開かれ、国内では初開催。約80カ国・地域から約3000人の選手が出場する予定で、陸上やバドミントン、バスケットボールなど21競技を行う。

 同支社の山口尚支社長と共に市役所を訪れた桜庭さんは、日本代表に選ばれたことを報告。「大会まで2カ月を切り、ワクワクしている。家族や勤務先など多くの人に支えられてきた。感謝の気持ちを忘れずにみんなの応援と期待に応えたい。本番まで練習を続ける」と力を込めた。大泉市長は「大変な苦労をしている桜庭さんの努力に敬意を表したい。大会での活躍を期待している。函館でも関心を高めていきたい」と激励した。

 ボウリングは女子シングルスやダブルスなど複数の種目があり、どの種目に出場するかはまだ決まっていない。桜庭さんは「かなうことならすべての種目に出場し、金メダルを取りたい」と闘志を見せた。

 市教委は桜庭さんのデフリンピック出場を祝福し横断幕を作成。市役所のロビーに掲げた。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです