創業165周年、「昔日継菓」販売 千秋庵総本家、13日から期間限定で
update 2025/9/13 07:11
幕末の万延元(1860)年創業の老舗和菓子店「千秋庵総本家」(函館市宝来町9)は創業165周年を記念して13日から、創業祭を市内5店舗で開催し、期間限定の記念商品「昔日継菓(せきじつけいか)」を販売する。
「昔日継菓」は、創業当時に作っていた「昆布羊羹(ようかん)」と「ふきの砂糖漬け」を現代風にアレンジした商品。二種詰め合わせで、1箱300円(税込み)。
「昆布羊羹」は、原材料に函館産のマコンブとガゴメコンブを使用した羊かんと小豆羊かんの2層仕立てで、アクセントにフランス産の塩を加えた。「ふきの砂糖漬け」は、白糠産のフキの水煮に白ワインを加え、砂糖漬けにした。
「千秋庵総本家」は秋田藩士であった初代「佐々木吉兵衛」が、日米和親条約による開港に沸く函館にわたり、菓子を売り始めたことが起源という。
同社商品部の堀田泰見さん(41)は「佐々木吉兵衛が手がけたお菓子を再現したいという思いが、昔日継菓の開発のきっかけ」と話す。
「昔日継菓」は13日から30日まで全店舗で販売する。また、各店舗では、創業165周年記念の独自商品を販売する。
宝来町の本店では、森町のみよい農園の有機かぼちゃ「くりりん」を使った新商品「ふくる くりりんかぼちゃ」(1個税込み380円)を販売。
本町の丸井今井函館店では粒あんを挟んで、職人が実演で焼き上げる「たたきどらやき」(同240円)を17日まで販売する。1人5個まで。各店舗の記念商品の詳細は、同社のホームページ参照。
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