初夏の港町疾走 函館マラソンに7899人 男子ハーフでムチーニ選手大会新
update 2025/6/30 20:27
初夏の函館市街地を駆け抜ける「2025函館マラソン」(函館市、市教委、道南陸上競技協会など主催)が29日、千代台公園陸上競技場を発着とするコースで開かれた。ハーフ4378人、フル3521人の計7899人(速報値)が出場。沿道からの声援を受けながら、完走や好タイムを目指して力走した。
エントリー数は過去最多となる8784人(ハーフ4937人、フル3847人)。開会式で大泉潤函館市長は「全国47都道府県をはじめ、海外からも多くの参加がありうれしく思う。今回は、9月の世界陸上日本代表に内定している、小山直城選手(ホンダ)と小林香菜選手(大塚製薬)にも参加してもらった。すべてのランナーが沿道からの声援を力に完走されることを願う」と述べ、スタート時間の午前9時に合わせ、号砲を鳴らした。
今年は暑さ対策として、函館市役所本庁舎付近の旧東雲線に、本格的なシャワーステーションを設置。このほか今年も一部エイドステーションでは、ミニ海鮮丼や冷やし塩ラーメンといった地元グルメが提供され、人気を集めていた。
ハーフ男子はスティーブン・ムチーニ選手(創価大)が大会新記録となる1時間1分8秒、女子は松田瑞生選手(ダイハツ)が1時間9分48秒で優勝した。ムチーニ選手は「函館は少し暑かった」としつつ、「レース内容としてはよかった。来年の箱根駅伝2区に向け頑張りたい」、松田選手は「1時間8分台を達成できず悔しく思うが、優勝はとても気持ちがよい」と話していた。
フル男子は亀田稔選手(警視庁)が2時間19分46秒、女子は高浜香澄選手(Runup=ランアップ)が2時間55分1秒でそれぞれ優勝した。
完走者はハーフ男子2991人(完走率96・55%)、女子1209人(94・45%)、フル男子2654人(同91・61%)、女子577人(92・47%)だった。札幌管区気象台によると、この日の函館市の最高気温は26・2度(午後0時56分)だった。
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