グランディールイチイがオープン　初日からにぎわう

update 2024/12/20 21:11

　函館市美原１の複合商業施設「グランディールイチイ」（坂本哲也支配人）が２０日オープンし、旧イトーヨーカドー函館店に代わる、同地区の新たなランドマークが誕生した。初日から大勢の市民が詰め掛け、買い物を楽しんだ。

　オープンニングセレモニーには、施設を運営する不動産管理業一位物産の村上幸輝会長や村上幸義社長のほか、逢坂誠二衆院議員、大泉潤函館市長らが出席した。

　開店を待ちわびた多くの一般客が見守る中、幸義社長は「きょうからグランディールイチイとして新たな挑戦が始まる。ただの商業施設でなく、地域社会の重要な役割を担う使命がある。誰も取り残さない、新たな記憶をつくるという理念のもと、皆さまの暮らしを彩る選択肢を提供していきたい」とあいさつ。テープカットを行い、開業を祝った。

　午前９時の開店とともに買い物客が列をなして目当てのテナントへと駆け込んだ。地階のトライアルは、特売品を求める客で混雑したほか、２階のいちいの森は、親子連れが滑り台などで遊ぶ様子が見られた。いちいの森を利用していた市内美原５の会社員、牧野孝宏さん（３５）は「オープニングセレモニーにたくさんの人が詰めかけており、グランディールイチイへの市民の関心の高さが分かった」といい、娘の紗和ちゃん（５）は「トンネルをくぐるのがとても楽しかった」と笑顔だった。
　営業は２１日以降、１・２階が午前１０時〜午後８時、地階が一部売り場を除き午前９時〜午後１０時。

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