北斗市沿岸で伝統のホッキ突き採り漁始まる
update 2024/7/2 20:57
【北斗】北斗市沿岸で2日、ホッキガイの突き採り漁が始まった。先端に4本の爪が付いた長さ約5メートルの棒を使用し、前浜だけで行われている伝統的な漁法。上磯郡漁協上磯支所によると、この日は5隻で約150キロを水揚げした。漁期は来年3月末まで。
突き採り漁は爪の付いた棒で海底を突き、コツコツとした手に伝わる反応を頼りに、貝を爪に挟み込んで漁獲する。ホッキは産卵貝の資源保護のため、毎年4月から例年漁が解禁となる6月中旬ごろまで禁漁となっており、今年は7月1日に解禁。同日は悪天候だったため、初操業が2日にずれ込んだ。
この日は午前8時から操業が始まり、同11時をめどに漁を終えた舟が同支所の荷さばき所前に接岸。ホッキを陸に揚げると、同支所の職員がすぐさま重さを量っていた。同支所では資源保護のため、8・8センチ以上の個体しか漁獲しないようにしている。漁師の滝本正幸さん(73)は「まだ始まったばかりだが、昨年よりは資源がある印象。北斗のホッキは柔らかく、どんな料理にも合うのでぜひ食べてほしい」と話している。
その他の新着ニュース
- 五稜乃蔵、酒かす使い調理製菓専門学校と商品開発...2024/12/11
- いさ鉄、20日から「夜景列車」運行 日本酒を限定販売...2024/12/11
- ヒグマの捕獲数、道南85%増の300頭 道内最多...2024/12/10
- 金森洋物館にハンドベル響く JALベルスター...2024/12/10
- 多彩な作品楽しんで 「函館港イルミナシオン映画祭」6日開幕...2024/12/5
- 映画と食で幸せな気分に 6日から「キュイジーヌシネマ」...2024/12/5
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。