能登半島地震被災地へ物資輸送 イカ釣り漁船出港 杉沢事業所

update 2024/1/12 21:37


 能登半島地震の被災地支援のため、函館市西桔梗町の総合建設業、カネス杉沢事業所(杉沢真吾社長)は12日、グループ会社が所有する中型イカ釣り漁船「潮雄丸」(184トン)に函館商工会議所会員企業から募った救援物資を積み込み、石川県の能登小木港に向け出港した。同社が用意した食品のほか、地元企業約40社から飲料や日用品などが集まり、杉沢社長(43)は「物資はしっかりと預かり、無事被災地に届けたい」と話している。

 同社のグループ会社は2隻の中型イカ釣り漁船を所有し、例年イカ釣り漁業で能登小木港に水揚げしている。杉沢社長は地震を受け「お世話になっている漁港関係者の安否が心配だった。困ったときはお互いさま。何とか支援したい」と被災地への物資輸送を決めた。

 5日に現地の漁協と連絡が取れ、漁港は揺れで岸壁がひび割れているものの、船が着岸し荷下ろしが可能であることから、同社は支援物資として約7000食分のカップ麺やパックご飯、缶詰などの保存食を用意。船内の積載スペースに余裕があったため、会議所議員や青年部の企業に物資の募集を呼び掛け、12日午前から豊川埠頭(ふとう)で積み込み作業を実施。カネス杉沢事業所やグループ会社の社員ら約20人がトラックからリレー方式で船内に物資の入った段ボールを運び入れた。

 企業約40社から集まった物資は食品約9000食、水など飲料約9000本、ブルーシート約600枚、カイロ約2200枚、医薬品約400個、マスク約3000枚など。函館市からの救援物資として災害備蓄用の500ミリリットル入り飲料水5000本も積み込んだ。

 漁船は12日夜に出港し、14日朝に小木港に到着予定。物資は到着後、能登町で受け入れ、被災者支援に活用する。杉沢社長は「被災地で困っている人たちに有効に使ってほしい」としている。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです