幻の酒「ましろ」味わって 18日から販売開始

update 2022/3/15 07:34


 【知内】帰山農園(帰山和敏代表)で栽培した特別栽培米「ゆきさやか」を用いた純米吟醸酒「ましろ」が、18日から道南と青森の6店で販売される。14日、酒ブティック越前屋(函館市万代町16)で新酒の発表会が開かれ、関係者が豊かな味わいを楽しんだ。

 「ましろ」は2019年に販売を開始し、今年で4年目を迎えた。発売前から予約が殺到する「幻の酒」として年々人気を高めており、今年は6000本の販売を予定。帰山代表は「昨年は天候に恵まれ良いお米ができた。ましろは年々完成度が高まっている」と胸を張った。

 販売するのは伝統の秋田流生酛(きもと)仕込みの「しぼりたて生酒」(720ミリリットル、税込1815円)。醸造元の出羽鶴酒造(秋田県大仙市)の伊藤洋平社長は「白ブドウを感じる華やかな香り、程よい酸味で軽やかな口当たり」と納得いく仕上がりを強調した。

 越前屋の店主、吉田央(ひさし)さんは「ましろは年々反響が良くなる。周辺の蔵元を巡る旅は道南観光を支える起爆材となりうるのでは」と話す。北斗市追分のレストラン「ポッケディッシュ」の齊藤亘胤(のぶつぐ)代表は「エスニック料理と合わせることでうま味がさらに引き立つ」と話していた。

 道南では酒ブティック越前屋のほか、稲村屋(北斗市市渡1)、田中商店(知内町涌元2)、道の駅「みそぎの郷きこない」(木古内町本町)で販売。オンラインショップ「ロカラ道南地元市場」でも取り扱う。

提供 - 函館新聞社

その他の新着ニュース

前のページにもどる   ニュースをもっと読む



ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです