ラ・サール高 道内トップで卒業式

update 2007/2/2 14:35

 道内高校のトップを切り函館ラ・サール高校(フェルミン・マルチネス校長)で1日、「第45回卒業式」が開かれた。卒業生は、晴れやかな表情で式に臨み、喜びや期待を胸に思い出深い学びやを巣立った。

 大学受験などで19人が欠席し、式には190人が出席。下級生や父母らが見守る中、スーツや羽織はかま姿で入場し、高らかに校歌を斉唱。

 マルチネス校長は、勇気や積極的な態度、燃える心を持つドン・キホーテのエピソードを卒業生の姿に重ね、「函館ラ・サールOBとして世界中の兄弟姉妹のため力になってほしい。恵まれない人、絶望している人々に『希望』を抱くという大きな可能性になって」と式辞を述べた。

 卒業生を代表して橋田宜長(よしたけ)君が、卒業生がつづった短歌で3年間を振り返り、「特別な行事ではなく、日常の一日一日が今後、体験できない大切な思い出。高校生活の経験を宝物とし、これからも頑張っていきたい」とあいさつした。

 卒業生はスライド上映で高校生活の歩みをたどった後、肩を組み「聖ラ・サール讃歌」を合唱。式後は、級友や教諭との別れを惜しんでいた。

 同校は昨年10月、「地理歴史」の必修2科目の未履修が発覚。通常7時間授業のところ8・9時間授業にするなどの補習を行い、対象の137人全員がこの日までに卒業条件を満たした。

 道南の高校では、函館白百合が3日、函館大谷が8日、遺愛、大妻、函大付属有斗、函大付属柏稜が10日、清尚が3月8日、公立高は3月1日に卒業式を行う。

提供 - 函館新聞社



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