「裁判員制度の理解を」…大鶴新検事正が会見

update 2007/1/24 14:26

 函館地検の大鶴基成(もとなり)検事正(51)が22日に着任し、23日、同地検で記者会見を開いた。「警察など関係機関と協力し、管内の治安確保に努めたい。裁判員制度の実施が近づく中、制度を理解してもらうよう地道に努力していきたい」と抱負を述べた。

 大鶴検事正は1955年大分県生まれ。78年東大法学部卒。東京地検を振り出しに、福岡、大阪の各地検などで勤務し、法務省刑事局公安課長、東京地検交通部長などを歴任。前任は東京地検特捜部長で、ライブドア事件などの捜査を指揮した。

 裁判員制度の周知では、「自分たちとは関係ないと思っている人が多いのでは」と述べ、「市民に自分たちの暮らしの安全を確保するため、裁判員裁判で自らの常識を反映させる機会や、反映させていこうと思えるよう広報したい」と、制度の理解促進に力を入れる考えを強調した。

 道内赴任は85年から87年までの釧路地検以来2度目。「学生時代に旅行で訪れたが、きれいなマチ」と函館の印象をり、「市内や管内の美しい自然や名所などを散策したい」と話した。

提供 - 函館新聞社



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