大黒通で活躍する有志ら ちんどんグループ「遊源会社大黒笑事」結成

update 2007/1/24 14:25

 函館市弁天町の大黒通りを中心に町おこしに取り組む有志らが、ちんどんグループ「遊源会社・大黒笑事」(嶋崎正雄代表)を結成し、演奏練習に励んでいる。普段は個別に練習していて、月に1回は合同練習の場で互いの成果を確認している。今後はレパートリーを増やしながら、メンバーの増強も図っていきたい考えだ。

 少子高齢化が急速に進む同町で5年ほど前から、地域活性化を願う有志が集い、来場者が楽しめるよう趣向を凝らしたイベントを展開している。イベントを盛り上げるために購入していた、ちんどん太鼓を有効活用しようと、昨年10月に演奏グループの結成を思いついた。

 時期を合わせるように、埼玉県川越市で開かれていた、関東近郊のちんどん屋チームが参加したイベントの模様を収めたビデオを入手。「やるからには遊びではなく、本格的に取り組もう」(嶋崎代表)と、楽譜や衣装、楽器の手配と、急ピッチで準備を進めた。

 メンバーは現在7人。楽器は、ちんどん太鼓のほか、三味線、ギター、ウクレレ、アコーディオン、ドラム、フルート。活動開始から約2カ月半を経過し、個々の練習と3回の合同練習をこなした結果、サーカスの呼び込みとしてなじみ深い曲「美しき天然」を習得した。

 メロディーに華やかさと幅をもたせるため、クラリネットやサックスを演奏できる人を募集するほか、レパートリーを最低3曲にまで広げていく。初披露の場は、7月末に予定しているイベント「大黒通りフェスティバル」となる見込みで、活動の場を求め、メンバーを増やすことも視野に入れている。

 嶋崎代表は「古き町並みに合った活動として、地域の人に喜んでもらうとともに、子どもたちに楽器の楽しさを伝えていければ」と話している。

 メンバー募集に関する問い合わせは、嶋崎代表TEL090・7059・7373。

提供 - 函館新聞社



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