函館東部４商工会、合併に調印

update 2005/6/11 13:23

　函館市と合併した旧渡島東部４町村（戸井町、恵山町、椴法華村、南茅部町）の各商工会の合併調印式が１０日、市内のホテル函館ロイヤルで開かれた。出席した４商工会の役員は、来年４月１日の「函館東商工会」誕生に向け、さらなる結束を誓った。

　調印式には４商工会関係者のほか、来賓など約６０人が出席。井上博司市長が立ち会いの下、尾関忠義・戸井町商工会長、藤原靖孝・恵山町商工会長、杉林千一・椴法華商工会長、関根弘・南茅部商工会長が合併契約書に署名、押印した。

　新商工会の会長に就任する尾関・戸井町商工会長は「自治体も一本となったので、研究会を重ねながら合併に至った」と経緯を説明。「一丸となって地域経済の発展に尽力していきたい」と抱負を述べた。

　井上市長は「それぞれが培ってきたノウハウの良い部分を出し合って、地域に愛される商工会となってほしい」とあいさつ。４商工会長と井上市長は固く握手を交わし、新商工会の発足に向け、決意を新たにした。

　今後は、各商工会の臨時総会の開催、合併許可申請などを経て、発足に向けて詰めの作業に入る。

提供 - 函館新聞社

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