棒二森屋当面は営業継続、月末にも方向性/市長会見

update 2005/6/10 10:36

 函館市の井上博司市長は9日、定例記者会見を開き、ダイエー再建をめぐる棒二森屋の売却問題について、今月末までに一定の方向性が出されるとの見通しを示した。その上で「ダイエーは地域に重大な影響を与えないよう、十分に配慮するとの意向を持っている」と述べ、仮に買い手が見つからない場合でも旧西武函館店のようにすぐには閉店せず、当面は営業が継続されるとの見方を示した。

 また、北海道新幹線新函館―新青森の着工を受け、駅舎設置の自治体などに求められる地元負担について、「市には基本的に発生しないと考えている。ただ、市民や観光客の利便性が高まるのであれば、無関係とは言えず、関係自治体と協議していきたい」と述べ、状況によっては何らかの支援策を用意する可能性を示唆した。

 新函館駅(大野町、将来の北斗市)と現函館間のアクセスについては、新幹線と連絡列車が同じホームを利用する、いわゆる「新八代方式」の採用が有力とし、「利用のしやすさを主眼に、鉄道建設・運輸施設整備支援機構やJR北海道、道などと今後、本格的な話し合いを進めたい」とした。

提供 - 函館新聞社



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