１４日シネマアイリスで「ＹＵＭＥＮＯ」上映会

update 2005/6/10 10:34

　名寄市出身の映画監督、鎌田義孝さんが道内で撮影した「ＹＵＭＥＮＯ（ユメノ）」の上映会が１４日午後９時１５分から、函館市本町の「シネマアイリス」（菅原和博代表）で開かれる。開演前には鎌田監督の舞台あいさつも行われる。菅原代表は「北海道出身の若い監督が製作した映画。応援してほしい」と来場を呼びかけている。

　映画は１９９１年、実際に発生した殺人事件をテーマにしている。チンピラのヨシキ（小林且弥）に両親を殺された女子高生ユメノ（菜葉菜）と、事件に巻き込まれた小学生リョウ（金井史更）がヨシキとともに３人で道内を旅をする。

　事件の発生は千葉県だったが、鎌田監督が根室を訪れた際「道東を舞台に撮影したい」と、２００４年２―３月に室蘭、苫小牧、根室管内羅臼町などで撮影。ロードムービー作品とした。

　菅原代表は「ロケは手弁当で行うなど、苦労を重ねた作品。上映会は鎌田監督のメッセージを聞ける貴重な機会」と話している。

　入場料は一般１８００円。会員は１５００円。１５歳未満は入場できない。問い合わせはシネマアイリスTEL０１３８・３１・６７６１。

提供 - 函館新聞社

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