桔梗の斉藤さん宅で巨大なリンゴの花

update 2005/6/7 10:18

 函館市桔梗町1の斉藤正之さん(66)方の庭に植えられている高さ約2メートルのリンゴの木に、直径約8センチの白い花が咲いた。約4センチの花びら16枚を付け、ボタンの花を思わせる。近所の関心を集めている。

 昨年は約50輪の花をつけたが、ことしは5月下旬ごろ1輪のみがピンクのつぼみをつけ、4日に咲き始めた。リンゴの花は通常、直径3―5センチで5枚の花びらをつける。

 植物に詳しい道教育大函館校の長谷昭教授は「本来、おしべとなるものが、花びら化した”八重咲き”と呼ばれるもの。桜などでは見られるが、リンゴの花では珍しい」と驚く。

 理由は「花芽が形成された昨年秋、台風の影響で塩害を受け、花芽の変異をもたらした。また、一輪のみの開花で、栄養分が集中した可能性がある」と分析する。

 斉藤さんは「初めて見た時は驚いた。大きな花なので、カボチャがなるのでは、と近所で評判になった」と笑顔で話していた。

提供 - 函館新聞社



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