江差小運動会、全校児童でもちつきばやし

update 2005/6/6 10:15

 【江差】桧山管内各町の小学校で運動会が開かれた5日、江差小学校(渡辺勝博校長)では、約250人の全校児童が「江差餅つき囃子(もちつきばやし)」を披露した。子供たちがグラウンドいっぱいに輪になって元気に踊る姿に、家族や地域住民から盛んな声援が送られていた。

 江差餅つき囃子は、ニシン漁全盛期、江差の網元で正月を前に夜通し行われたもちつきの様子をユーモラスな歌と踊りで伝えている。道の無形民俗文化財にも指定されている。

 町内に住む、川端幸子さんが踊り方を指導。全校児童がグラウンドで踊ることができるようアレンジして練習を重ねてきた。渡辺校長は「子供たちが町内に伝わる郷土芸能に触れる良い機会になってくれれば」と話していた。

 町内では同日、朝方まで雨が断続的に降り続いたが開会式までに上がり、会場となった同小グラウンドは大勢の人でにぎわった。紅白対抗リレーや5・6年生による鼓笛隊の演奏、PTAによる「学年対抗ムカデリレー」も行われ、保護者らが白熱したレースを繰り広げた。

提供 - 函館新聞社



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