蒜沢自然観察会、庄司山観察路整備法学ぶ

update 2005/6/6 10:13

 七飯町大川の庄司山(570メートル)で、登山道の開削に取り組む「蒜(にんにく)沢自然観察会」(安積徹会長)は、今年も同山頂上に続く自然観察路の整備を実施。5日は山の植生に配慮した登山道の整備方法を学んだ。

 同観察会は1999年から、庄司山の南側(通称・蒜沢ルート)でササ刈りを実施した。2001年には北側で行い、周回ルートを完成。毎年、春か秋に作業を続けている。

 今回は上川管内下川町の林業家、中村人間さんを招き、会員が山の植生に合ったササ刈りの必要性を学習。今年は中村さんが事前にササ刈りを行い、山に生息する花や野草などを守る方策を同会に伝授した。

 同日は会員ら15人が参加。蒜沢第2砂防ダムに集合し、全員で頂上を目指した。頂上では中村さんから、自然に配慮した登山道の整備の必要性を学んでいた。

 例年参加している函館市の鎌鹿隆美さんは「住民団体が自ら観察路の整備を行う取り組みは、道内でも珍しい。地道な活動が必要」などと話していた。

提供 - 函館新聞社



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