合併地域間の子ども交流盛んに/互いの歴史や文化学ぼう

update 2005/6/5 13:55

 昨年12月に合併した地域間の子どもたちに、友好を深めてもらおうと、函館市は6月と8月に、地域間子ども交流事業「ハイヒール ジュニア ジャンボリー」を開く。子どもたちが互いの地域に足を運び、寝食を共にしながら土地の歴史や文化を学ぶ。郷土への誇りを高めてもらうのが狙いで、市民の一体感醸成の一助となりそうだ。

 渡島半島がブーツ型のイタリア半島に例えられ、新函館市が“かかと”部分にあることから、「ハイヒール ジュニア ジャンボリー」と命名。市内の小学4年生から6年生が対象で、旧函館市から50人、旧4町村(戸井町、恵山町、椴法華村、南茅部町)から50人の計100人が参加する。

 1回目は、18日から19日に、青少年研修センター(ふるる函館)で実施する。函館市の歴史と文化や、合併について講座を開くほか、西部地区を散策し、旧4町村の子どもたちにも同地区の魅力を知ってもらう。

 2回目は8月20日から21日で、南茅部ふるさと文化公園でキャンプをする。南茅部の漁業について学習し、漁船乗船体験や大謀網漁業見学なども計画。大船遺跡展示館では、出土品などを間近に見て、地域共有の文化遺産という意識を高める。

 市教委は「新函館市として、次代を担う子どもたちが活発に交流できるよう事業を進めていきたい」としている。

 申し込みは、往復はがきに住所、氏名、年齢、性別、学校名、学年、保護者名、電話番号を記入し、10日(当日消印有効)までに〒040―8666教育委員会生涯学習課(住所不要)または各教育事務所へ。参加費は傷害保険料700円。問い合わせは同課TEL0138・21・3445。

提供 - 函館新聞社



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