ハコダテライフ 4つの市電の電停が利用できる広い町「深堀町」


4つの市電の電停が利用できる広い町「深堀町」
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気が付いたらすでに10月!10月といえば、暑くもなく寒くもなく(寒い日もありますが)、町をぶらぶらするのにもってこいな気候。取材の前に地図で確認した深堀町は「とにかく広いっ!」という印象。なんと、市電の電停は端から端を含めて「深堀町」、「競馬場前」、「駒場車庫前」、「湯の川生協前」と4つもあるんですよ〜。市電やバスや車や自転車、そしてもちろん歩く人で賑わう深堀町きっての商店が集まる市電通沿いには、交通機関の種類はもちろん多いのだけど、歩いている人も多種多様。小さい子供をつれた買い物途中の若いお母さんや、ブラブラと散歩中(?)のおじいさん、そして取材に出かけたのが午後ということもあって、自転車で通り過ぎる男子学生やバス停で話に花をさかせる女子高生。うーん、飽きない!そして、おもしろいのは市電通から一本入ると、これまでの景色とは打って変わって商店街から住宅街にかわってしまうことなんです。あれだけざわざわざわついていたのに、通り一本違うだけで、もう深堀町民の圧倒的な、そしてのどかな生活感が押し寄せてくる感じです。細い歩道を体よりも大きなランドセルを背負った子供達が、追いかけっこをしながら家に帰る道々をたのしんでいたりと「なんとなく自分が子供だった頃の生活を思い出すような」懐かしさをじんわり感じます。そして、少し耳を澄ますと遠くに市電が走る音なんかが聞こえて、にぎやかな「町」とのつながってる感がとても良いですねぇ。生活するには理想の町の1つのように感じましたよ〜。/記・まちブラリ取材班

まちブラリ

深堀ストア内の果物屋さんで買ってしまった大量のオレンジ。なんと、今回は14個で1000円でした〜。1個あたり72円か〜ナイス!!しかも、すっごく甘いの!ちなみに、ナイロンの袋にいれて冷蔵庫に入れれば1ヶ月くらいはもつそうです(果物屋さんのおばちゃん談)。

住居が多いということは子供も多い?道を歩けば公園にあたる!というくらい公園が多いです。規模的には小さいものが多いけれど、そんなの子供たちにゃ関係ないみたい。なんたって、彼らは遊びの天才ですから:-)
「住宅が多い」という深堀町の私が持っていたイメージはあながちはずれではなかったみたい。戸建住宅も多いけれど、アパートやマンションもたくさんありますよ。市営団地もニョキニョキと。
住宅街の中を歩いていたら「ゴォォォ!」っと盛大に音がする。なんだー?と空を見上げてみると、飛行機でした。函館空港が近いと言えば近いけれど、ここまで飛行機の音が聞こえるとは意外。とてもうるさい、という感じの音ではなくて慣れたら気にならなくなりそうな生活音という感じ。実際住んでみたらどう感じるかなぁ?
市営深堀団地のあたりで見かけた遠目にも目立っていたコレ。一体何のためにあるのだろう・・・。誰かに聞こうにもあんまり人が歩いていなかった、残念!
川原町から湯の川まで続いているグリーンロードの丁度中盤付近かなー。川原町方面よりも公園っぽく整備されているような感じがします。車が通らないから、安心して学校帰りのおしゃべりに夢中に慣れそう!
まち歴史
深堀町は、もとは湯の川村の一部で、昭和11年の町制の施行で新設された町。当時、深堀町のあたりは、鮫川の上流で崖が深い堀のようになっていたことで、この町名がつけられた。深堀町に西洋風の競馬場ができたのは明治29年のことだが、明治以前から市中で競馬が行われてきたという話しもある。いずれにしても歴史は古く、日本馬匹の改良上に残した功績も大きい。ちなみに道立函館聾学校の歴史も古く、学校の前身である函館盲唖院は、米国人マイライネ・ドレーパーが明治28年に設立したもの。――参考資料:『新編 函館町物語』(幻洋社)
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