ハコダテライフ 海からの風が心地よく感じる町「入舟町」


海からの風が心地よく感じる町「入舟町」
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入舟町をあえて3つに分けるとすると、「海水浴場」、「住宅街」、「漁港」だ。「海水浴場」といえば、穴澗海水浴場だ。穴澗海水浴場へ続く道はものすごくせまい。車で対向車とすれ違うときはもちろん、人や自転車とすれ違うのも大変。「住宅街」にしても、同じことが言える。道路の両側に所狭しと家が密集している。しかし、この家と家のちょっとした隙間から見える海には、水面にキラキラ太陽とゆったりと船が浮かび、なんとものどか。海側の家の庭はほぼ海が見えるようになっており、洗濯物を干したり、取り込んだりしながら海に見入っている住民の方々もちらほら。ずーっと、その場所に住んでいたとしても、いつも心に響く風景なのかな〜なんてね。ちなみにアパートや、賃貸マンションなどは少ないようなので、地元の住民が多い地域と言えるかも。「函館漁港」には、イカ釣り船がたくさん停泊していて、ライトがたくさんぶら下がった船がずら〜っと並んでいるのは壮観!イカを天日に干しているのもたくさん見る事ができた。また、かもめ(しかも、なかなか巨大だ)が上空に飛んでいたり、道端を歩いていたりする(人に慣れているのだろうか)。町全体が地元民の暮らしに密着している印象。こういったこともあって、谷地頭町などの大森浜と面している町とは、また一味違った海や港町の魅力を感じる町だ。/記・まちブラリ取材班

まちブラリ

穴澗海水浴場。取材に行ったのが、すでに小中高生の夏休みシーズンだったからか、磯遊びを楽しむ親子連れや学生さん達で一杯。波がちゃぷちゃぷ、気持ち良さそう。

イカ寄せのライトがたっくさん設置されたイカ釣り船。このライトが、夏場の函館の海を煌々と照らす。夏の風物詩となるイカ釣り船も昼間は、港でゆっくりお休みの時間。ずら〜〜っと港に停泊している姿は壮観。
イカが網に干されてる!!思わずよだれが…。どこかの家庭のおかずになるのかな〜。
港町っぽい一角。加工した海産物を入れるのかな。食いしん坊な取材班は、どうしても食べるシーンを思い浮かべてしまう。
函館山に向かって小高くなっている。緑がたくさんあって、見た目涼しそうな感じ。小高くなっているので、眺めがいいだろうなぁ。
住宅街の真ん中のこの道が狭いのだ〜。取材の行き帰りに対向車とすれ違うのに、何度も苦労しましたよ(^−^;
まち歴史
入舟町は、昭和40年7月に当時の山背泊町全部、旅籠、台場、大黒、天神、弁天町の各一部が合併され、新しくできた町名。町名こそ新しいが、町の一部であった弁天町は、昔弁天堂があったことから名付けられた函館一番の古い町。かつてペリー艦隊が函館に来航した際、弁天堂の塀に穴をあけてのぞき、その軍艦の大きさと厳しさに驚いたという一節もあるそうだ。函館港の改良工事のため、弁天台場がこわされたのが明治29年。今の「函館どつく」ができたのも同じ年だったそう。 ――参考資料:『新編 函館町物語』(幻洋社)
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