純喫茶ねこ
函館のとある場所にある猫がたくさんいる喫茶店を舞台にしたストーリー。
主人公の錦織紺は大学に落ち失意のまま気が付いたら”いつも一緒じゃなきゃ駄目な飼い猫・お嬢”とともに函館山の山頂にいた。地元の青年・刀川絢鐘に自殺志願者だと勘違いされ、強引に引っ張って行かれた先は彼を含めた3兄弟が経営する「純喫茶ねこ」。
どんよりとした猫達と対面した錦織(通称:ニッコリ)は手早く猫達をキレイにしていく。まるで、猫達の言葉がわかっているかのように…。
作者の杉崎ゆきる氏は実際に函館の喫茶店にまで取材に訪れたそうで、巻末のおまけ漫画にはその時のエピソードがあったり、漫画の背景のそこかしこに函館らしい風景が見て取れたり、なるほど函館にはこんな猫がいる純喫茶が似合うと思わせてくれる一冊。実際の函館には2014年現在、猫カフェは1軒しかなく、そこでは現在はカフェが休業中で猫に相手をしてもらう空間となっているのだけれど、この作品を読んで、そして猫カフェへ行って、もう一度この作品を読むと、なるほど猫がたくさんいる風景ってこうだわねと納得することができるはず。(yossy談)
その他函館市が登場するマンガ作品はこちらの記事でまとめています。
函館市が登場するマンガ作品のリスト | 函館ネタブログ
杉崎ゆきる公式ブログ
http://sugisakiyukiru.jp/
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価格 | 669円 (定価 669円) |
メーカー | 幻冬舎コミックス |
作者 | 杉崎ゆきる |
ISBN | 978-4344827639 |
発売日 | 2013/3/23 |