朝市連合会初のオリジナル商品「あさいっちゃん玄米クッキー」あす発売

2005/5/31
 函館朝市協同組合連合会(小山和男理事長)は6月1日、オリジナルの「函館朝市あさいっちゃん玄米クッキー」を発売する。同連合会によるオリジナル商品の開発・販売は初めてで、会員は新たな函館名物の売り込みに意欲を見せている。

 地元産の海産品が主流の函館朝市から、イメージキャラクター「あさいっちゃん」を取り入れた商品で知名度アップを図ろうと理事7人が決起。「函館朝市協同組合連合会販売促進委員会」(藤田公人委員長)を発足させ、年明けから商品開発に向けて準備を進めてきた。

 函館市内の菓子製造メーカー「北海道製菓」(大縄町15、宮本正社長)とタイアップ。北海道産の小麦と道内産米「きらら397」の発芽玄米を使用したこだわりのクッキーが完成した。甘さ控えめで、焙煎(ばいせん)した発芽玄米が香ばしさを生み出し、あっさりした味に仕上がっている。

 クッキーは1箱100グラム2袋入りで525円。同連合会186店舗の半数以上の店で販売される。しばらくは函館朝市と全国で開催される物産展でのみ扱う。初回出荷は1500箱で年間1万箱以上の販売を見込んでいる。

 藤田委員長は「手ごろな価格帯を売りに修学旅行生や家族連れなどがターゲット」と説明。「地元の人も、出張や帰省する時の土産の定番としてくれれば」と話している。

 同委員会は今後、インターネットによる販売や、オリジナル土産商品の続編も検討している。問い合わせは同連合会事務局フリーダイヤル0120・858・313、ホームページアドレスはhttp://www.hakodate-asaichi.com/

提供:函館新聞社

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