江差の魅力を再発見/町民対象の観光施設見学会

2005/5/30
 【江差】江差町などが主催する「江差の魅力再発見!町内観光施設見学会」が29日、同町内で行われた。約30人の参加者が、かもめ島や開陽丸、歴史的景観がよみがえった、いにしえ街道などを見学した。

 見学会には、住民ら約30人が参加。出発式では主催者を代表して、江差観光コンベンション協会の打越東亜夫会長が「住んでいるからこそ、普段は訪れることが少ない観光施設を巡り、町を訪れた友人や観光客に、江差の魅力を伝えてほしい」と呼び掛けた。

 一行は、江差のシンボル・かもめ島を訪問。町内で活動するボランティアガイドの案内で、島内にある江戸時代末期の砲台跡などを見学。海の守り神で知られる、厳島神社では、満開を迎えた遅咲きのサクラを楽しんだ。また、波打ち際にある北前船を係留した柱の跡を興味深そうに眺めたり、海岸沿いに岩場が広がる「千畳敷」など雄大な光景を楽しんだ。

 参加者からは「久しぶりに島に上がった。景色がこんなに美しかったんだね」との声が聞かれた。一方で「手すりやさくの傷みが激しい。修理すべきだ」などの指摘もあった。

提供:函館新聞社

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