2005/5/27
函館市内や近郊で活動する市民団体が、環境を共通テーマに連携しようと「もったいナイト２００５実行委員会」を立ち上げた。２８日に開く「はこだて菜の花まつり」を活動第一弾に、今後は菜種油を使ったろうそく作り、電気を消してろうそくを灯すキャンドルナイトなど、６月末まで約１カ月にわたり、さまざまな活動を計画している。
構成団体は、はこだて菜の花プロジェクト（石塚大代表）、なちゅらす（赤石哲明代表）、南北海道交流ネットワーク「かぜる」（勢田友美代表）、南北海道自然エネルギープロジェクト（ピーター・ハウレット代表）。実行委員長は、函館出身の歌手、う〜みさん。
これまで個々に活動してきたが、互いに助け合うことでイベントをさらに盛り上げ、環境に対する地域の関心を高めようと大同団結。夏至と冬至の夜をキャンドルの明かりで過ごし地球環境を考えようという全国的な運動「１００万人のキャンドルナイト」に賛同し、６つのイベントを開く。
菜の花まつりのほか、子供を対象に菜種油でキャンドルを作るワークショップを開き、市内や近郊の約２０店舗の協力で、このキャンドルを客席照明などに活用。６月２１日の夏至には、電気を消してキャンドルを使うよう地域に呼びかける「キャンドルナイト」を展開する。
また、６月１８日には大森浜の砂浜にキャンドルで「ｍｏｔｔａｉｎａｉ（もったいない）」の文字を作るデモンストレーションを実施。６月２４日にはう〜さんらが出演するコンサートを開く。
各イベントの日時と場所は次の通り。問い合わせは、実行委事務局（アイズ内）ＴＥＬ０１３８・５５・２３９１。
〈1〉菜の花まつり＝２８日午前１０時―午後２時、函館酪農公社〈2〉キャンドル作り＝６月１１、１２日午後１時、クイーンズポートはこだて〈3〉もったいナイト＝６月１８日午後７時半、大森浜〈4〉キャンドルナイトレストラン＝６月１８―２１日、市内・近郊各店〈5〉キャンドルナイト＝６月２１日午後８時―午後１０時〈6〉コンサート＝６月２４日午後７時、クイーンズポートはこだて。参加無料（〈2〉と〈6〉は１０００円）。
提供：函館新聞社
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