町民の森に苗木500本/江差町民植樹祭

update 2005/5/23 10:37

 【江差】江差町桧岱の「町民の森」(馬場山地区)で22日、第10回町民の森植樹祭が開かれ、町民約50人がヒノキアスナロ(ヒバ)などの苗木約500本を植樹した。

 植樹祭は町緑化推進協議会(会長・濱谷一治同町長)の主催。開会式で飴谷逸男同町助役は「馬場山地区の植樹も今回で10回目の節目を迎えた。これまでに3000本のヒバを中心に5500本が植樹され、着実に整備が進んできた」とあいさつした。

 この日は、町内の指導林家、坂野正義さんらの指導を受け、森林内の急斜面に高さ30センチほどの苗木を丹念に植え付けた。参加者は心地よい晴天の下、「斜面での植樹は大変だ。木を育てる苦労が分かった」と話しながら、作業に汗を流していた。

 同森は、地域住民の憩いの場として1996年に整備をスタート。総面積は約16ヘクタール。植樹祭には飯田隆一町議会議長をはじめ、桧山支庁や町内の企業、行政機関からも多くのボランティアが参加した。

提供 - 函館新聞社



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