観光情報学会「第3回全国大会」来年函館で初開催

update 2005/5/22 13:34

 産官学連携で観光振興策を分析・研究する観光情報学会(大内東会長)の第3回全国大会が来年、函館市内で初めて開催される。全国から数百人の来函が見込まれており、函館の魅力をPRできるほか、コンベンション(会議や大会、学会など)による経済効果も期待できそうだ。

 開催地は昨年が札幌、今年は5月16日に沖縄県恩納村で開かれ、次回開催を函館にすることを決めた。時期は2、3月、6、7月のいずれかを想定し、2日間の日程で実施する計画。

  はこだて観光情報学研究会(松原仁代表)が主体となり、準備作業を進める。プログラムは、パネルディスカッションや講演会などを予定。函館観光の課題を提示するほか、IT(情報技術)の観光シーンでの活用など、「将来像」に議論を重ねる。

 大規模の来函者が見込まれるだけに、宿泊施設をはじめ観光業界全体に開催効果が波及しそう。同学会は近く、市や函館国際観光コンベンション協会などに協力を依頼する考えだ。松原代表は「観光都市として、魅力ある函館を考える場にしたい」と期待を寄せている。

提供 - 函館新聞社



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